2008年、海のように爽やかなパティスリーが神戸市・玉津でオープンしました。 「素材の良さや技術はもちろんのこと、食べると笑顔があふれるような心のこもったお菓子を創りたい・・・」
シェフの想いを込め、ひとつひとつ丁寧に手づくりしています。これからも多くのお客様に喜んでいただくため、海のように味わい深い、おいしいお菓子を創り続けてまいります。
2008年、海のように爽やかなパティスリーが神戸市・玉津でオープンしました。 「素材の良さや技術はもちろんのこと、食べると笑顔があふれるような心のこもったお菓子を創りたい・・・」
シェフの想いを込め、ひとつひとつ丁寧に手づくりしています。これからも多くのお客様に喜んでいただくため、海のように味わい深い、おいしいお菓子を創り続けてまいります。
コンサクレ・カイのスイーツは、「甘いものが苦手…」という人でもおいしく召し上がれると、地元ではちょっとした評判になっています。
工芸菓子のコンテストにあこがれてパティシエの世界に入った吉田シェフ。本人も実はもともと「甘いものがあまり好きではなかった」といいます。
しかし、好きではない人の気持ちを知っている分、本当のお菓子の「おいしさ」を作り出すことに、真摯に向き合うことができたといいます。
シェフの考えるお菓子のおいしさは、「バランスがとれていること」。
厳選された素材と、磨き重ねた技術を駆使し、クリームやスポンジ、使っているすべての素材の状態に気を配り、調和のとれた味わいをていねいな手づくりで生み出します。
ケーキをはじめとする洋菓子は、みんなで食べればよりおいしくなるもの。食べる人の笑顔が少しでも増えることを願い、シェフはきょうも工房に立ちます。
「飾り立てて凝ったケーキよりも、毎日のおやつでも食べたくなるくらいの、シンプルなケーキを大事にしたい」と話す吉田シェフ。
お店に並ぶケーキたちは、みな良心的な価格でボリュームたっぷり。1個140円のシュークリームは売り切れることも多い人気商品で、1度に20個も買っていく人もいるほど。普段の暮らしの中で気軽にスイーツを楽しんでほしいというパティシエの思いが、ショーケースからも伝わってきます。
口に含むと素直なおいしさが伝わってくる数々のお菓子には、パティシエならではのアイデアが随所に。アーモンドなどの素材を贅沢につかった焼き菓子には、塩を隠し味に加えてすっきりとした印象にしたものも。カステラも吉田シェフが手がけると、ふわふわときめが細かく、バターとはちみちの豊かな味わいが広がる洋風に。食べやすさも考え、スタイリッシュな細みの形状になっています。なにげない日々の洋菓子づくりの中に、理想の味を求めるチャレンジがあります。
10年間の修業を経て、開業した吉田シェフ。独立するにあたり、試してみたいアイデアにあふれていたといいます。お店のデザインもそのひとつ。「カイ(海)」をモチーフに、船のデッキをイメージしました。 ドアなどには船室を思わせる丸い窓があけられているほか、工房にも大きな窓が。お店の中からも街路からもお菓子をつくる様子がよく見え、とても明るい雰囲気です。洗練された商品のパッケージにも定評があり、これからも多彩な演出が繰り広げられそうです。